+Pアーキテクツとは
代表 櫻井淳樹
熱い情熱とともに
家づくりに性能値・グレードはもちろん重要ですが、ひとつの条件でしかありません。一番重要なことは、お客様が期待するもしくは期待をさらに上回る内容の設計を提供されることだと考えております。自分にとっての普通は他人から見ると普通ではないことが多いので、そのためにはお客様と会話を重ねることで普段の生活習慣の中から大切にしたい習慣や想いをお伺いして、一緒に作り上げていくことが欠かせないと考えています。これは数値では現れないものになってきますので、お客様が設計者を見極めるしか良きパートナーを見つける方法はありません。
+Pアーキテクツではそれをお客様に見極めてもらうために各種個別相談や設計提案を実施しております。皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております。
理想を「見える化」し共につくる
—対話から生まれる設計プロセス
コンセプト:お客様の「好き」を確かな形に
私たちは、一方的にデザインを押し付けることはしません。 施主様が大切にされている「ふだんの暮らし」の中にこそ、最高の設計のヒントが隠れていると考えているからです。
先日お邪魔した過去に設計※させていただいた住宅のエピソードを交えながら、私たちの設計の進め方をご紹介します。
STEP 01:言葉にならない「理想」を、多角的な視点で見つける
最初から具体的なイメージが固まっていなくても大丈夫です。
「お皿や調理道具を隠さず、素敵に飾りたい」という奥様のご要望や、「心ゆくまで読書を楽しみたい」という旦那様のご趣味。
こうした日々の断片的な願いを、一つひとつ丁寧に紐解いていきます。
STEP 02:CGパースによる「情報の整理」と「共通認識」
お客様と一緒に考えます。周りの方から見るとお客様を迷わせているように見えるかもしれませんが、実はそうではありません。
「図面だけでは、実際の空間がイメージしにくい」 そんな不安を解消するために、私たちはCGパースを用いたシミュレーションを大切にしています。あえて色を付けない「ホワイトパース」を作成することで、色味などの装飾に惑わされることなく、空間の広がり、構成、動線、使い勝手の想像といった「骨格」を純粋に体感していただきます。
何度も会話を重ねることで、奥様と一緒に「理想のキッチン・ダイニング」の正体を見つけ出し、納得感のある着地点へと導きます。
STEP 03:制約を「価値」に変える、プロの技術
23坪という限られた面積や、動かせない耐震壁といった「制約」は、工夫次第でその家独自の「個性」へと変わります。
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パッシブデザインの導入: 南面の大開口FIX窓から陽だまりを採り込み、冬でも暖かな室内環境を構築。
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デッドスペースの活用: 壁に囲まれた空間をあえて「ヌック(こもり部屋)」や「窓ベンチ」として定義し、家族の特等席へ。
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素材の選定: 視覚的な広がりだけでなく、足裏に心地よい「無垢の杉材」を採用し、五感で感じる快適さを追求。
Visit After 1 month:設計の答え合わせ
1カ月後にお宅を訪ねた際、そこにはまるでお洒落なカフェのような、住む人の個性が美しく馴染んだ空間が広がっていました。
「ふだんがいちばん」
このテーマが、設計図の上だけでなく、実際のご家族の日常として息づいていること。それこそが、私たちがお客様と共に家づくりをする、最大の目的です。
なぜこの考えにたどり着いたか
背景には、2つの転機となる体験があります。
その1|冬の北海道、暖房なしでも暖かい家
冬の北海道の現場で暖房がついていないのに暖かい家に衝撃を受けた。それがパッシブデザインを軸に据えた原点です。
その2|寒さが導いた店舗改修の経験
「とにかく寒い」と悩む銀行から相談を受け「制約をアイデアで価値に変える」設計思想のきっかけとなった原点です。
保有資格
一級建築士
家を建てるとき、多くの場合は営業担当・設計担当・現場監督と、担当者が変わっていきます。一級建築士が設計と監理の両方を担う場合、最初の「こうしたい」という会話を知っている人間が、最後の現場確認まで立ち会います。あなたの意図を一番知っている人が、一番責任ある立場にいる、ということです。
CASBEE
建物の環境性能を数値で評価できる。「なんとなく省エネ」ではなく、設計段階で性能を証明できる
耐震診断士
耐震診断士の資格は、古い建物を診るためだけにあるのではありません。どこが弱くなるかを知っているからこそ、最初から弱くならない設計ができます。新築設計においても、診断士の視点は構造の根拠として設計の判断に直結しています。
ファシリティーマネージャー
建物を長期で維持管理する視点を持つ。「建てて終わり」ではなく、20年後のコストまで考えた設計ができる
経歴
北海道大学 建築工学科 卒業
NTTファシリティーズ 勤務
組織設計事務所にて約30年、住宅・集合住宅・店舗・公営住宅・寮・事務所・事業用施設など累計50棟以上の設計・監理に携わる。最大規模は延床30,000㎡の事業用施設
チームで動く組織設計では、一棟の建物に多くの人間が関わります。それ自体は悪いことではありません。ただ、施主の顔を知らないまま図面を描く、完成した建物に立ち会えないまま次の案件へ移る、という繰り返しの中で、自分が本当にやりたかった設計の姿を問い直すようになりました。
浅井良工務店 勤務
組織設計では得られない木造の現場感覚を求めて転身。パッシブ設計手法・木造耐震診断・フルリノベーション・木造新築設計を実務で習得。
「現場を知らない設計士に、本当の意味での設計はできない」
そう考えて選んだのが工務店への転職でした。図面の上では何でもできますが、職人がどういう順番でどのように施工するのか、現場でしか分からないことがある。組織設計では得られなかった木造の現場感覚を、ゼロから身につけ直した時期です。
西紋建匠 勤務
木造住宅の新築設計・現場監理を担当。施主との距離が近い現場で、「一棟に向き合う設計」の原点を得る。
工務店での経験を経て、次に求めたのは「施主と向き合う設計」でした。西紋建匠では、一棟一棟に近い距離で携わりました。施主の話をじっくり聞き、一緒に考え、完成まで見届ける。
+Pアーキテクツ 設立
組織での設計力、現場で得た木造の知識、施主と向き合う経験。三つが揃ったとき、独立という選択が自然に見えてきました。
「ふだんがいちばんになる」家をつくる。それを一人の設計士として、最初から最後まで責任を持って届けたい。それが+Pアーキテクツを始めた理由です。
※+Pアーキテクツではなく代表の前職場での設計事例
