ハウスメーカー・工務店
との違い
ハウスメーカー
人的側面
通常、お客様の要望を聞きながら設計士ではなく営業担当がプランを描く場合が多い。顧客の収入帯によって接客スタンスが大きく異なる
設計期間
基本は決められた認定の範囲内での設計なので設計期間・工事期間は非常に短い。
コストの構造
■■■■■■□□□□ (■:原価、□その他)
125万/坪 (坪単価で置き換えると工務店の1.25倍)
宣伝営業費にかなりの費用を費やしているため、利益率※は40%程度。標準仕様から外れると「オプション」扱いとなり、大幅な費用増加が発生しやすい。
自由度と品質
設計士ではなく営業担当がプランを描くケースが多い。プランの自由度が少なく、柱や壁を形式認定の制限から随所に立てる必要が出てくる。
規格による制約が多く、細かな要望やこだわりの実現に限界が生じる場合がある。
例)契約後に突然、リビングに柱や壁が必要といわれた
斜線制限をかわすために建物高さを変更するのではなく無理やり掘って建物を下げた(結果として大幅コストアップ追加を要求)
工務店
人的側面
資格を持っているかどうかは、担当次第だが、設計担当者がきちんと対応する。
設計期間
お客様から要望をヒアリング。標準仕様をベースに決めていくためハウスメーカほどではないが比較的少ない回数(5~6回)で設計終了することが多い
コストの構造
■■■■■■■□□□ (■:原価、□その他)
100万/坪
利益率※は25%程度。予算オーバーするので契約前に取止め提案・グレードダウン提案の採用可否を打合せして予算内に入れていく。設計のやり直し手間が大きいものは提案しない。設計料は工事費の中にまぎれさせて設計料を低く見せている場合が多い。見えないが設計料はかかっている
自由度と品質
なるべく少ない打合せ回数でお客様の要望を反映した設計図書作成を目指すスタンス。
提案を実施してお客様に嫌われるリスクを冒すより、要望をそのまま盛り込むことが多い。
お客様の立場になって求めているかではなく、工務店に有利になるかどうかという視点での設計が多い。(例:施工手間がかからない設計内容、工務店在庫材料、耐久性より目先のコストや見栄えを重視)
設計事務所
人的側面
設計をなりわいとしたプロがプランの要望だけではなく、ライフスタイルのヒアリングから始まって、お客様にとって豊かな生活とはどういうものか?将来の変化をどこまで想定するか?一緒にひとつひとつ丁寧に紐解きながらライフスタイルを提案して修正してを繰り返していきます。
設計期間
お施主様が知れば知るほど要望も変化していくので、それにも丁寧に対応して決めていくので設計期間がかかる場合が多い
コストの構造
■■■■■■■□□□ (■:原価、□その他)
100万/坪
工務店の場合と工事は同じ利益率。別途設計監理費用が必要になる。必要な仕様を都度選定するため、無駄な費用が発生しにくい。予算がどうしても合わない場合は設計やり直しのような場合でもお客様に必要な変更であればそれをいとわず実施する。
自由度と品質
建築家が専門的な知見で設計を担うため、要望を忠実に反映した質の高い住まいが実現する。知れば知るほど施主様も要望変化していくことがおおいですが、変化にも柔軟に対応していく。
※利益率 お客様と契約する金額のうち工事原価以外費用の率
例えば3500万円で家を建てる場合、実質原価はハウスメーカーは2500万円、地域工務店・設計事務所は2800万円となります。大手だからという安心にお金をかけるか300万円を自分の好きなところにかけると考えるかはあなた次第です。.