「ついに見つけた…!」 そんな手応えを感じながら、今回も理想の土地を求めて現地調査へ行ってきました。
完璧すぎるスペックに、期待は最高潮
事前に資料で確認した条件は、まさに「文句なし」。
- 東側がパッと開けた、開放感抜群のロケーション
- ハザードマップも真っ白(安全!)
- 前面道路は整備されていて広々
- おまけに駅まで徒歩圏内
Googleストリートビューで予習した限りでは、周囲は緑豊かでのどかな風景が広がり、近隣の住宅も素敵なお家ばかり。「これは運命の出会いかもしれない…」と、鼻息を荒くして車を走らせました。
「現地」は最高。でも「道中」が…
実際に現地に到着すると、そこは期待通りの別天地でした。 抜けるような青空と緑、整備された広い道路。「ここにどんな家を建てようか」と、設計士としての筆が走りそうになったその時、ふと気づいてしまったのです。
「…ここに来るまでの道、どうだった?」
そう、この土地には唯一にして、最大の「罠」が隠されていました。
恐怖の「バックエンドレス」地獄
土地の目の前は広いのに、そこへ辿り着くまでの経路に、車1台がやっと通れるほどの超・狭小区間があったのです。
- すれ違い不可(退避場所ゼロ)
- もし対向車が来たら、どちらかが延々とバックで戻るしかない
- それが毎日の通勤や買い出しで発生する
想像してみてください。雨の日も、仕事で疲れた夜も、対向車と鉢合わせるたびに「あ、すみません…」と冷や汗をかきながら細い道をバックする日々。 …これは、暮らしの「豊かさ」とは少し違う気がします。
今回の結論:また一歩、理想へ近づいた(はず)
さんざん悩みましたが、この土地は断念することに決めました。
家そのものは設計の工夫でいくらでも良くできます。しかし、「周辺のインフラや道路状況」だけは、建築家の力でも変えることができません。
土地探しは、まさに結婚相手探しのようなもの。 「顔(土地そのもの)はタイプだけど、実家(アクセス)への道が険しすぎる…!」なんてこともあります。
残念ではありますが、この経験も次のご提案への糧。 「住んでから後悔しない家づくり」のために、私たちは今日も(狭い道に負けず)現地へ向かいます!
「この土地、気になっているけどプロの目から見てどう?」 そんなご相談があれば、いつでもお気軽にメッセージをくださいね。
次は、あなたが「ここだ!」と思える場所を一緒に見つけましょう。





