住宅設計を進めるうえで、キッチン選びは家づくりの中でも特に重要なポイントのひとつ。毎日使う場所だからこそ、デザインだけでなく機能性や使い勝手にも徹底的にこだわりたいものです。今回は自邸の設計に向けて、カスタムキッチンメーカーでもある「ToolBox(ツールボックス)」のショールームへ足を運んできました。
ツールボックスってどんなメーカー?
ツールボックスは、既製品のシステムキッチンとフルオーダーキッチンの中間を埋めるような存在のメーカーです。
一般的なシステムキッチンは、決まったユニットの組み合わせで構成されるため、「もう少しここをこうしたい」という細かな要望が叶えにくいことがあります。一方でフルオーダーキッチンはデザインの自由度は高いものの、費用が大きく跳ね上がりがちです。
ツールボックスはその中間として、あらかじめ用意されたパーツを自由に組み合わせることで、コストを抑えつつ個性的なキッチンを実現できるのが大きな魅力。設計事務所で家づくりをする方や、インテリアにこだわりたい方にとって、非常に相性のいいメーカーだと感じました。
ラインアップが豊富!ステンレスから木製まで
ショールームに並んでいたキッチンは、バリエーション豊かなラインアップが揃っていました。

- ステンレスキッチン:業務用厨房のようなプロフェッショナルな雰囲気。無骨でかっこいい空間づくりに最適
- 木製キッチン:自然素材の温かみがあり、北欧風やナチュラルテイストの空間にぴったり
- ミックススタイル:ステンレスの天板に木製のキャビネットを組み合わせるなど、素材をまたいだカスタマイズも可能
住まいのテイストやライフスタイルに合わせて選べるのは、設計者としても提案の幅が広がる嬉しいポイントです。
設計事務所が注目!ツールボックスキッチンならではの特徴
✅ シンク下にゴミ箱が置ける
既製品のシステムキッチンではほぼ実現できない**「シンク下へのゴミ箱設置」**が可能なのは、ツールボックスの大きなアドバンテージです。
キッチンのゴミ箱問題は、多くの方が悩むポイント。床に置けばスペースをとるし、見た目も気になる。シンク下に収められれば、キッチンまわりがすっきりと片付き、動線も格段に良くなります。この一点だけでも、ショールームへ足を運ぶ価値があると思いました。
✅ 天板素材・サイズをカスタマイズできる
天板の素材もステンレス・木・メラミンなど複数から選べます。今回の自邸では奥行きをしっかり確保したいという要望があり、既製ユニットでは奥行750mmが上限とのことでしたが、奥行900mmのステンレス天板を別途組み合わせることで解決できました。既製品の枠に縛られず、こうした融通が利くのもツールボックスならではです。
✅ 食洗機・水栓などの設備も柔軟に組み込める
食洗機や水栓類も希望に合わせて組み込めます。毎日の家事負担を減らすうえで食洗機は今や必須と考えており、今回のプランにもしっかり組み込んでいただきました。
実際に見積もりを取ってみた結果は?
今回の自邸では対面式のペニンシュラキッチンを採用予定。以下の仕様で見積もりをお願いしました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スタイル | ペニンシュラ(対面式) |
| 幅 | 2,140mm |
| 天板 | 奥行900mm ステンレス |
| キャビネット | 白ユニットキッチン |
| オプション | 食洗機付き |
| 見積もり価格 | 968,000円 |
フルオーダーに近い自由度がありながら約97万円という価格は、かなりコストパフォーマンスが高いと感じました。同じ仕様をフルオーダーで製作すれば、軽く倍以上になることも珍しくありません。予算を抑えつつ個性的なキッチンを実現したい方には、ぜひ検討してほしいメーカーです。ちなみに2型で同様な仕様で124万円でした。
ショールームへ行かれる際は、事前予約がおすすめです。 スタッフの方に詳しく説明していただけますし、見積もりもその場で対応していただけます。
おまけ:照明や手洗いボウルも充実

キッチン以外にも、照明や手洗いボウルなどのアイテムも取り扱っていました。中でも真鍮素材の照明が印象的で、LED電球の光を反射させて柔らかく照らす設計が、機能とデザインを兼ね備えた一品。どこかの空間で使ってみたいと思っています。
まとめ|こだわりのキッチンを検討中の方へ
ツールボックスは、「既製品では物足りないけれど、フルオーダーは予算的に難しい」という方に最適なキッチンメーカーです。設計事務所と一緒に家づくりを進めている方にも、ぜひ一度見ていただきたいショールームです。
当事務所では、こうした実際に足で稼いだ生きた情報をもとに、お客様の理想の住まいづくりをご提案しています。キッチンや空間づくりについてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。


